「好きに食べてな」


言うとすぐにマシュは畑に行き、美味しそうな草と薬草を袋に詰めると


「じゃあねシロクロ。期待して待っててや」


そしてマシュは、まっしぐらに山を下りて行きました。


マシュのうしろ姿を見送りながらシロクロは


「マシュいうのか・・・かわった町の猫やなあ・・・まあ、あいつを信用して待ってみようか」