僕は少しの時間が流れた後にこう話した


「僕も昔あの先が気になって行ってみたいなと
君みたく思ったんだ。
それから僕は沢山調べたけど何にも出てこなかった、答えのない先の世界いつか行ける時が来るまでは踏ん張ろうと思ったんだ…」





と話をしたら君は僕の頬に触れて
「Sは…今、幸せ?」
と聞いてきたので「幸せ」だと答えたのだった
そうすると君は
「私も今は幸せ」と
そう君は僕に答えたのだった





今が幸せならそれだけでいいとお互いに思ったのだろう。どんな事よりも今が温かくて幸せならそれだけでいいと。
二人が二人でこうしていれるのも奇跡なのだと
明日、明後日何が起こるかなんて分からないからこそこうして二人並んで見れてる僕らは奇跡なんだと実感するのであった。







「幸せ…か…」