―もっと、刺激的な恋を。―

気づけばいつも隣にいた幼なじみ。


カッコよくて人気者でヒーローのような存在。


そんな彼と両想いになった13歳の冬。




「りゅうのギターすごく落ち着く。」



「みーこの歌が上手いからだよ。」



彼のギターに合わせて歌うことが何より幸せだった。


「来年も再来年も、10年後、20年後もここで一緒に花火見ようねっ！」


ずっと一緒だと誓った14歳の夏。


幸せが永遠に続くと思ってた。


「付き合ってなんかない。
ただの幼なじみだから」


いったいどこですれ違ってしまったのだろう。


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あれから５年


2人の歯車が再び動き出す。


歌うことが大好きで一途な女の子

神崎 未来 －Mirai Kanzaki －


×

クールでカッコいい幼なじみ

瀬川 隆二 －Ryuji Segawa －




「…みーこが笑ってくれると思ったから」




響け、恋の音



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