「そんな必死にならなくても〜...誰もとったりしませんよ。」

ヘラと言った、ライアンにぐるんと振り返ったブランは瞬きもせず、真顔で答えた。

「何が。」
「怖いですよ、副隊長、顔が。」

ライアンはわざとらしくニッコリ笑った。