━━━ギュッ
「カズキ、大丈夫だからさ、もう一回いれて?」
アタシはあわあわするカズキの手を握りしめた。
カズキは、またアタシのなかに自分のを入れた。
またあの痛さがくるかとドキドキしてたけど、意外に来なくてびっくり。
むしろ、声が出そうなほど気持ちよくなってた。
「ルナ大丈夫?」
「カズキ、もっとして??」
アタシはまんまとハマってしまった。
アタシの言葉に興奮したのか、遠慮なしに激しさを増す。
お姉さんがいるから、あんまり声は出せなくて、アタシはずっと肥を圧し殺していた。
「ルナ、まじで大丈夫?まじでいたくない?」
カズキはアタシの横に寝転んで、腕枕をしながらそう問いかける。
「最初は死ぬかと思ったけど!(笑)カズキとできて、カズキが最初でよかったな♪」
━━━ギュッ
カズキはアタシを力一杯抱き締める。
それに答えるように、アタシもカズキを抱き締めた。
二人はそのままゆっくり眠りに落ちる。
アタシは夢を見てた。
アヤトとアタシがキスをした瞬間。
夢にまで現れていて、起きた瞬間、動揺を隠せなかったのを覚えている。