「分からない。ただ嬉しいんだ。なんだかわくわくする。」
色を見る限り、嘘は言っていないみたいだ
「だいたいのことは理解できた。でも1つ分からないことがある。感情の色が見えるのに、どうして感情はキミにとって理解しがたいものなのか、だよ」
たしかにそうだ。感情の色が見えるのだから、感情を一番理解しやすい位置にたっているはずだ。
だが彼女はそれが苦痛でしかなかった。
『色が見えるからこそ、理解できないのです。色が見えるからこそ、理解したくないんです。』
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