雪白くん、慰めてくれただけだと思うの

私あの日すごく怖くて、でもその、キスしてくれたからちょっと忘れられたし」


「...あっそ」


「聞いてきたのになんかひどいよおだだ。」



「俺のことは?ちょっとは考えた?」


真剣な眼差しでじっと見てきたおだだの目を逸らす事なんて出来るはずもなくて


「少しだけね」

としか言えなかった