「ごめんね、雪白くん花火見る邪魔しちゃって、ほんと私いつも邪魔ばっかで」

「事情が事情だろ。家まで送る。」

「いいよ、近いし、それに今美雅さんのことしか考えてないでしょ?」

「相手は分かってるし、別に____」

「いた!亜李奈!!!ーと、誰?お前」

「雪白棗くんだよ。私の隣の席の人。はぐれてたら偶然居合わせたの。そんなに心配しなくても大丈夫だよ?おだだ_「俺が、心配なんだよ」」

「何このおだだ?って人は茅ヶ崎さんの彼氏なの?」

「違うよ、男友達1号」

「んだよ、雪白?だっけか?」

「茅ヶ崎さんのこと、もっと大切にしてあげなよ、ファーストキスも奪われて、レイプされかけてたよ?」

「はぁ!?なんでそんな大事なこと言わねーんだよ亜李奈!!!」

「いいの、助けてくれたし。怪我もないし、キスの一つや二つくらい」

「じゃ、俺は帰るね。次は新学期かな?じゃあね」

そう言って雪白くんは帰っていった