「そんな事言ったって、大地は大事な男友達第1号だし。それに、あんまり言いたくないけどどうせ美雅ちゃんからも貰うでしょ?」
「あらは幼なじみだからセーフ。」
「うっざ!こっちからしたら棗君が美雅ちゃんからちゃっかり貰うのにムカつく!」
「うっ...。」
「もー、こんなことで喧嘩なんてやだよ、やめやめ。
でも、棗君にいちばん美味しいの作るから期待してて?」
「そーゆーの反則。」
「だから何が!?」
「それと知ってる?今年はバレンタインは日曜日なんだよねー。」
「だから家届けに行く予定なんだけど。ダメかな??用事あるの?」
「あいにく予定無いんだよね、なーんにも」
「…………………………………。」
「「遊び行きたい」」
「だよね」
「棗君もそう思ってくれてたんだ」