気づいたら2人で熟睡してて、朝起きたらまだ7時。


外も薄暗かった。



「あれ...。」



布団には雪白くんは居なくて、リビングからはいい匂いがする。



「おはよう亜李奈ちゃん!昨日は寝ちゃっててごめんね!お話できなくて。」



「おはよう...いや、大丈夫だよ、螢くんは?」



「螢は寝坊助だから、まだ寝てるみたい!今日土曜だし。」



「お前が寝相悪いからやっと寝れるんだろうけどね」



「うるさい棗」


「朝ごはんは雪白くんが作ったんだ。
手伝わなくてごめんね?」


「別に?顔洗ったりしてくれば?」


「そーする。」