入学式当日、私は不安だった。
私は近くに自分のレベルにあう高校が無かったため、電車で40分ほどかかる少し遠い高校に行くことに決めて受験し、合格した。
私の行く北高校、通称北高は私の通っていた中学校から私とあまり話したことのない人2人の入学だった。
そんな私は、教室に入って顔が青ざめた。
(知り合いが…1人もいない…どうしよう…!)
とてもじゃないけどやってられない…
私はとりあえず黒板に貼ってある座席表をみた
後ろか…
1人が苦手ではなかった私はとりあえず座ろうと席に向かった。
すると声が入ってくる。