「退学まで追い込まれてる親友を助けると思って!頼む!勉強を教えてくれ!!!」



必死に頭を下げる信。




「………分かったよ」



呆れ半分の俊也は渋々、承諾した。




「っしゃ!!!学園一の秀才が教えてくれたら、百人力だぜ!!」




「ったく。調子のいい奴。」




こうして、勉強漬けの毎日が始まった。