この、ガロンリバード学園は、カロルを持った人間しか入ることが許されない。





「よぉ、鷹ノ瀬!
今日も頑張ろうぜ。」




「二宮……。重い。」



俺、鷹ノ瀬俊也(たかのせ しゅんや)に勢い良く、飛び付いてきたのは、二宮信(にのみや しん)。





「悪い悪い」



と全く詫びる素振りがない信。



「ったく」



呆れ半分の俊也。



信のカロルは水を操ること。



ちなみに俺は、炎のカロルを持っている。



俊也とは正反対のカロルを持っている。