私たちはドリーム社のロゴ入りの機械を見つけられないままに、ビルの8階まで下がってきた。




いたずらに、私たちの時間は過ぎていく。




こんなんじゃ、私たちは、ドリーム社のロゴ入りの機械を見つけられない。




私の心の中に不安が広がると、それはそのまま恐怖になって、私の心に襲いかかる。




〈 もしも私が、ゾンビの餌になったら…… 〉




そんな不安を拭い去ろうと思っても、私の心に住み着いた不安は、私の心の真ん中に居続けた。




〈 時間は止まってくれないの?

時間さえ止まってくれたら、私たちはきっとドリーム社のロゴ入りの機械を見つけられるはずなのに…… 〉




私は心に焦りと不安を抱えながら、まだ入ったことのない部屋のドアを静かに開けた。