「とっ、
 とりあえず
 食堂行こっ!!」

と、
2人の腕を
掴んで
歩き始める。


それでも、
まだ黒斗は、
納得のいかない様な
顔をして、


私に
抱きついている。


その様は、
まるで

大型犬

そのものだ。


そして、
それから
しばらく歩き、

やっとの思いで
食堂に着いた。