「ごめんごめん。

 お腹空いたなら、

 食堂行く?」

「うんっ、行く!!」

「じゃ、行こうか。」

そう言うと、

黎氏は部屋の扉を
開けて、部屋から廊下に出る。

それに続いて、
私も、部屋から
廊下に出る。


「あっ!!」


私は、
先ほど黒斗に、


“また後でね”

と言ったのを
思い出す。