霧夜の
予想外の
答えに、

私は、


ハァ?


としか
言いようがない。


「黒斗が
 ダメなら、
 わた…

 俺もいい。」

「なっ…

 わぁったよ、
 アイツも連れて来い。」

「ホント!?

ありがとっ!!」

私は、


ニコッ


と笑うと、
また黒斗の方に
走り出した。