だって、


こんな
不良みたいな人を、

呼び捨てにできる
わけがない。

「えっ、
 いや、
 でも…。」

「いいから。」


そう言った、
彼は、

とてつもなく、
黒いオーラを
まとっている様な
気がしたので、

私は、
仕方なく、

「…分かりました。」


答えてしまった。