庭には、

人が
全然居なくて、


誰かに
道を聞こうか



思っていたが、
これじゃあ、
聞けそうにない。

「どうしよっか。」

私が、
そう問いかけると、

黒斗は、
黙ったまま、


コクリ


とうなずいた。


って、
うなずかれても…