庭に行けば、
分かるだろう

と思い、

思わず、
安堵の笑みが
こぼれる。

「………」

何故か、
黒斗が
赤面していたが、

そんな事は、
お構いなしに、
庭の場所を
黒斗に聞く。

「庭、どこぉ?」

「えっ、
 あ、あぁ、
 そこ左…。

 で、
 その次右…。」

黒斗の
言った通りに
進むと、

庭に着いた。