「僕は
 西條 績(サイジョウ ツムギ)
 っていうんだ。

 ちなみに2年。」


「は、
 はぁ…」


私は、


こくり



頷く。


「あっ!!
 績、お前汚ないやん!!
 さりげなく1番に
 自己紹介しよって!!」

「ホントだよ~。

 平等って
 言葉を知らないの~?」

「全くだ。」


と、次々に
美少年たちが
抗議する。