私が、
そんな事を
考えていると、

「はい、
 分かりました。」

と、
黎氏が勝手に
答えてしまい、

「じゃ、
 行こうか。」


と、
強制的に、
私を理事長室から
連れ出した。


「ちょっと、
 なんで否定
 しなかったの?

 俺、先輩と、
 
 しかも生徒会の人と
 
 一緒に一緒の
 授業受けるなんて
 嫌だよ。」