“遅刻”

という言葉が
耳に入り、

私は
とりあえず
ベットから
起き上がる。

すると、
先ほどから
私を起こしていたのは
黎氏だった。


「だって
 まだ
 6時半でしょ?

だったら
 あと30分位は寝ても…」

「30分経ったら
 もう教室に
 居なくちゃ
 ダメなんだってば。」

「……え?」


私は、
ありえない
言葉を聞いて、

少しだけ
フリーズする。