龍輝は決して諦めなかった。休み時間彼は廊下で悔しく泣いていた。
そんな彼を見て一人の女子が声を掛けた。
「私のせいです。どうか私にも手伝わせて下さい。」
あの時の彼女だった。
「手伝ってくれるの?君のせいではないのに?」
だが時間が経つにつれて僕の事はあまり聞かなくなった。まるで存在が無くなったかのように……。