朝食の席――――
完全に“その気”のうらら
「だから・・・異性に限定だってば」
私の隣にぴったりくっついちゃって言っても聞かない。
「何やってんだお前ら?」
丸瀬先生が来てどー見てもおかしい二人の様子に
「うららの席はあっちだろ?」
うらら引き離してくれ一安心
と思ったら
「で?何が限定だって?」
聞かなくていいのに・・・
「何でもないです!」
それこそ
そう
丸瀬先生には知られちゃいけない。
私が丸瀬先生を“運命の人”だとか思っちゃってるって思われたくないし・・・
取り合えず全部無視して
「朝からよく食べるな・・浅見は」
食事に集中するしかないでしょ?
そんな感じでその場を過ごし
これでなんとか
とか
思ってたら?