葵は恭臣に案内されて2階にある教室へ向かった。




「宇津木君って、執事の?」



「僕の祖父です わからないことがあったら何でも聞いてください」



ニッコリ葵に笑いかける。



さわやかな男の子だ。



「恭臣!」



教室に入ると背後から女生徒の声がした。