等身大の鏡に姿を映してみる。



白い半そでのセーラー服で襟と袖の2本の青い線が入っており、青いリボンを締める。



長い髪の毛はそのままブラッシングをしただけだ。



「これで良いのかな?」



後はカバン・・・・。



白い机の上にカバンが置かれている。



机に近づいておそるおそるカバンを開けてみる。



中には筆記用具と日本語で書かれた教科書が数冊とノートが入っていた。



「これを持って行くんだね」



葵は机に置いてあったカバンを持つと階下に下りた。