「半年ぶりなのに・・・」



かわいい顔の頬がぷくっとふくれる。



「お茶だけでも葵としようと思ってね」



葵の表情に笑いながら答える。



「どうせ暇つぶしですぅ」



時間あわせのためだけにわたしに会いに来たの?



紫月がふてくされた状態の葵の頭をポンポンとやさしくたたく。



3歳しか違わないのに紫月は大人・・・。