「パパ・・ママ・・・あたしもそっちに行きたい・・・・・」



なんだって!?



紫月の耳に信じられない言葉が聞こえた。



「葵!」



つい呼ぶ声が荒げてしまう。



紫月のそんな声にも葵は気がつかない。



ひどい泣きじゃくりようでこのままでは気が狂ってしまうのでは?と思ってしまうほどだ。