男数人が叔父を取り囲み叔父の腕を掴む。


「な、何をするんだ!」


叔父が抵抗をするが相手は体格の良い男性だ。


叔父の抵抗は無駄に終わる。



「紫月!勘違いをしているんだ!わたしがお前を殺そうとするはずがないじゃないか!」



「そうよ、大事な甥を殺そうとするなんて・・・・」


叔母が夫を弁護する。


「何を言っても無駄です 後は警察に任せます 連れて行ってくれ」


紫月が指示を出すと叔父と叔母は男たちに引っ張られるようにして屋敷から出て行った。