~~~~♪


葵の手にしていた携帯が鳴った。


「紫月っ!」


『葵、どうしたんだ?』


搭乗まであと30分。


今回は自家用ジェット機ではなく民間の飛行機で飛ぶ。


「紫月、渋滞しているの まだ・・・・」


渋滞の場所が葵には分からない。


「葵様、代わりましょう」


宇津木が電話に代わって今いる場所を告げた。