(あと1週間も紫月に会えないんだ・・・・)
あたしを助けてくれるのは紫月だけなのに。
葵は両腕で自分の身体を抱きしめた。
トントン
ドアがノックの音に返事をすると貴子が入ってきた。
トレーの上に葵の好きなシーフードドリアが湯気を立てている。
「お昼をお持ちいたしました お勉強をなさっているのでお部屋の方がよろしいかと」
「貴子さん、ありがとうございます」
今の葵は動くの大儀だった。
あたしを助けてくれるのは紫月だけなのに。
葵は両腕で自分の身体を抱きしめた。
トントン
ドアがノックの音に返事をすると貴子が入ってきた。
トレーの上に葵の好きなシーフードドリアが湯気を立てている。
「お昼をお持ちいたしました お勉強をなさっているのでお部屋の方がよろしいかと」
「貴子さん、ありがとうございます」
今の葵は動くの大儀だった。