部屋に戻ると紫月が紺色の生地の浴衣を着て窓際で缶ビールを飲んでいた。



そのくつろいだ姿が葵にはうれしかった。



銀色の髪はまだ湿っている。



お風呂に入ったんだ・・・。



自分がいない間に入ってくれて良かったとホッと肩を撫で下ろすも、紫月の浴衣姿はなんとも色っぽい。



胸元が少しはだけていて鎖骨が見える。



もう・・・目の毒なんだからぁ・・・。