「僕はさっき通った道を探してきます」



恭臣はそう言うと葵を探しに出た。




葵・・・



紫月の顔が一瞬不安げに曇った。



紫月はボディーガードに目で合図するとホテルを出た。



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あたしって・・・すごいバカだ・・・



紫月の家が何処にあるのか知らない・・・