トゥルトゥルトゥル・・・・



ベッドサイドの電話が鳴る。



「はい?」



「葵様、恭臣が会いに来たのですが・・・」



宇津木が孫の恭臣が来たことを告げる。



「あ、はい お通してください」



ノックがあり貴子と一緒に恭臣が入ってきた。



「やあ プリンセス」



手には花束を持っていて葵のベッドに近づいてきた。