私と紗那含めた6人で
学校近くのカフェに行くことになった。
大通りから少し入った
こじんまりとしたアンティーク調の、おしゃれなカフェだった。
私と紗那だけ遅れているので
急いで店に入った。
「やっときたー!!」
「わっ!!」
一斉にみんながこっちを向いたかと思うと、
目の前が暗いなった。
誰かから抱きしめられてる…。
「かーわーいーいーー!!
俺まじでタイプなんだけどっ♡
佐々木伶哉(ササキ レイヤ)!
覚えてね向葵ちゃんッ!」
うわーお。
なんとも印象が強いお方。
「あっ…あはは…、」
ここは苦笑いで。