「いえいえ、じゃ、またね。小嶋さん」



彼はニコリと笑い、階段を降りて行った。

え…なんであたしの名前…知ってるの?


知り合い??

ってか、今22時!?早く帰らないとお父さんに怒られる!

帰らないと…!


.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+



「何か、マンガの世界の話だね~。浮かれすぎて、

 変な夢みちゃったんじゃないの??」


浮かれすぎちゃってたのかな…いや、違う!

あれは現実じゃないようで、現実世界なんだ…


「しかもイケメンってどんだけよっ!もったいな!!」


それ本当だよ…