翔「雪火への復讐計画だってそうだ。
今のところはまだ理性は保ってるが…いつか絶対、コントロールが聞かなくなって暴走する。
…最悪、あいつらを殺しかねない…っ。
……あと、復讐が終わったら…あいつは確実に壊れちまう。
最悪、自殺するかもな…ハハッ」
もう自分自身を嘲笑うかのような笑みを浮かべた翔は、気付かず瞳から1粒の涙を零した。
その1粒は、翔の涙腺を崩壊するのに十分だった。
翔「…ック……もう俺見てらんねぇよ…っ!
雪火に復讐することで楽になれるんだと思ってるんだろうけど…っ、そんなのただの自己満足だろ!?
もうこれ以上闇の中に埋もれたら、俺らじゃ確実に助けらんねぇ…っ
あの頃の伶香に戻って欲しくない…
もうあの頃のような伶香の目を見たくない…っ!!」