洗濯物を干したり、畳んだり。

掃除を絶対に自分ではしない京の代わりに、部屋を掃除したり。


…まぁ、料理と食器洗いだけは絶対にさせてくれない。

なんでだろうね?私も一応料理できるのになぁ……。


頼りないのかな、なんて勝手に思ってるのは、私だけの秘密。



「あー、やっぱり翔の料理は最高だね。自分で作るより美味しいよ。

翔は料理の神だねぇ!ニコッ」


「っ!!! ぁ、あぁ、さんきゅ…///」



ぼっと音が付きそうな勢いで顔が赤くなった翔を見て、不思議に思う。

…熱でもあるのかな。



「んー、熱はないね。…なんで顔が赤いの?」


「し、知るか! ぁ、ああ暑いんだよボケェッ!///」