『あ、みて』




『え。なに……っ』





璃緒くんからキスをされた。すべてがスローモーションに見えて、音階なんて聞こえなくなったかのようだ。






『璃緒くん、恥ずかしい』




『ごめん。あと、夕莉ちゃんに秘密にしてあることがあるんだ』