「教えてくれてありがとう!」




私は、にこやかな笑顔をした途端、視界がぐにゃりと歪んだ。





そして倒れ込んだ




「夕莉!?」





「大……丈夫だよ。
また、聞こえすぎたみたい…………。しばらく休めば大丈夫だから」





「お客様、大丈夫ですか?お水をお持ちしました。」