ピピッピピッ...
わたしあのまま寝ちゃったんだ。
わたしは朝ご飯を食べ学校へ行く支度をして、「いってきまーす!」って言って家を出た。
学校に向かってる途中で後ろから、
「サナー!おはよう!」
「ミクおはよう」
「昨日の夜ユウトとずっとメールしてたから寝るの遅くなって眠〜い」
ミクは眠そうにあくびをしながら言った。
「へえ〜、なにユウトくんといい感じなの〜?」
「へへ笑 昔からユウトと話してるとなんか落ち着くんだよね〜」
幸せそうな顔でミクはそう言った。
ミクはきっとユウトくんが好きなんだ、応援してあげよって思った。
「ユウトくんの話ししてる時のミクなんか幸せそう〜笑」
「まじ?!顔に出てたのか〜笑 あ、てかサナはハルくんとはどうなの?昨日なんか結構話してたじゃん!」
ハルの名前を聞いただけでも胸がドキッってなる。
「昨日ハルからメールあって明後日2人で会う事になったんだよね」
「え!まじ!?ちょっとなんでそんないい感じになってんのー!」
ビックリした様子でミクが言ってきた。
「ハルに2人で会いたいって言われたの」
「ハルくんって絶対サナ狙いじゃん!そんでサナはどう思うの?ハルくんの事」
「昨日知り合ったばっかだしハルの事そんな知らないけど、でもハルとメールしてたらなぜかドキドキするの」
「それが恋なんだよ!サナはハルくんに恋したんだよ〜」
恋...?わたし今まで恋した事なんてなかったから気づかなかった... わたしハルに恋してたんだ。
「わたしハルが好きなんだ...」
「サナはハルくんでミクはユウト!頑張ろうね!」
「うん!」
ハルに恋するなんて思ってなかった。ハルの事思うと明後日が待ち遠しかった。