「柚希、私ね第一志望の大学に受かって、今勉強頑張ってるんだ。」 
私は大きな桜の木に向かって話かける。

「毎日大変だけど、頑張って夢叶えるよ!
柚希、見守ってて。」
そう言って、笑った途端。桜の木が揺れたような気がした。