真由は頬を膨らませるように言った。 「そうだな…。 真由が作ったカレーが食べたいな。」 『わかった。』 嬉しそうな真由の声が返ってくる。 「じゃあ、明日な。」 『うん。 待ってる。』 待ってる、という真由の言葉がくすぐったい。