そう言って二人とも黙ってしまった…


雷斗もって事は…


あぁー!嫌な予感しかしねぇ!!

そう思ってると

『…何があろうと勝たなければならない』
そう聞こえた

『今までだって悪い勘が当たって何回も危ない目にあった。けど、悪い勘がするから日に日に作戦が立てられるようになった。だから今まで勝てた。それってその悪い勘があったからだろ』

俺は黙って聞いていた

『だから……悪いことばっかじゃねーんじゃねーの?』

そう言った

普段憎たらしい奴でも仲間は仲間だ

俺は…ほんとにいい仲間と出会ったな…

『そっか…そうだよな…』

そう思っていたのに…

『だからそんな落ち込むなよ、このタコが。お前が落ち込んでると気持ち悪いんだよ』


……前言撤回!!
こいつやっぱうざい!!

『お前いいやつだと思ったのに…』

『あ?』

『うっせーな!もうなんともねーよ!悪かったな、気持ち悪くて!』
もーやけくそだ!