「そんなに驚かれる方は初めて見ました。」


響さんはケラケラ笑いだした



「いや…すみません。双子だとは思わなくて、それに双子さんを生まれて初めて見たもので。本当に似てるんですね。」



「でも、優花様は私と兄の違いが分かるようです。いつも間違えませんから。」



「凄いですね…。そういえば…今日はお兄さん、いらっしゃらないんですか?」


「はい。体調崩していて…今日は兄の変わりです。」