零矢に校長室を案内されて数分後。校長室らしきドアの前に立っている。
ふと零矢をみるとなにか企んでるんじゃないかというぐらいにニヤニヤしている。
「気持ち悪い」
とつぶやいてドアを開けた。
すると中にいた人が
「ようこそ。聖柊学園へ。」
と出迎えてくれた。
顔は逆光で見えなかったがよくよく見てみると、
「零矢ぱぱ!?」
そう零矢のお父さんだった。
零矢ぱぱこと滝結城(Yuki Taki)は滝財閥の社長さんだ。関東一の権力者である。
「でも、学校持ってた気がしないんだけど…。」
とぼそっと言ったのを零矢ぱぱは見逃さなかった。
「あ、ここの学校は僕が買い取ったんだ。前までの校長先生が酷くて見てられなかったんだ」
「う、うわぉ…。流石滝財閥…。」
昔っからすごいとは思ったけど、ここまでとは…。
「そういえば、夕妃ちゃんのクラスなんだけど零矢と同じクラスでいいかね?」
「はい!大丈夫です。」
しらない環境で知り合い1人いないのはつらい。ましては男子校。まぁそこら辺の男だったらうちの力でなんとか出来るけど、蓮欄がいるからべつだ。
零矢のほうに視線をやるとなんだか嬉しそうだ。そんなところは昔からかわいいと私は思う。
コンコンコン
誰かがドアを叩き入ってきた。
「失礼します。吹雪です。」
入ってきたのは長身の黒縁メガネをかけている人だった。
「吹雪くん来てくれてありがとう。こちら今日からここの生徒になる二宮夕妃ちゃん。」
と零矢ぱぱがいったので私はぺこりとお辞儀した。
すると先生が、
「あなたが二宮さんですね。私は吹雪 裕也(Yuya Hubuki)です。宜しくお願いします。」
と笑顔で返してくれた。
先生の後ろに零矢と私で並んで一緒に教室に向かった。
ふと零矢をみるとなにか企んでるんじゃないかというぐらいにニヤニヤしている。
「気持ち悪い」
とつぶやいてドアを開けた。
すると中にいた人が
「ようこそ。聖柊学園へ。」
と出迎えてくれた。
顔は逆光で見えなかったがよくよく見てみると、
「零矢ぱぱ!?」
そう零矢のお父さんだった。
零矢ぱぱこと滝結城(Yuki Taki)は滝財閥の社長さんだ。関東一の権力者である。
「でも、学校持ってた気がしないんだけど…。」
とぼそっと言ったのを零矢ぱぱは見逃さなかった。
「あ、ここの学校は僕が買い取ったんだ。前までの校長先生が酷くて見てられなかったんだ」
「う、うわぉ…。流石滝財閥…。」
昔っからすごいとは思ったけど、ここまでとは…。
「そういえば、夕妃ちゃんのクラスなんだけど零矢と同じクラスでいいかね?」
「はい!大丈夫です。」
しらない環境で知り合い1人いないのはつらい。ましては男子校。まぁそこら辺の男だったらうちの力でなんとか出来るけど、蓮欄がいるからべつだ。
零矢のほうに視線をやるとなんだか嬉しそうだ。そんなところは昔からかわいいと私は思う。
コンコンコン
誰かがドアを叩き入ってきた。
「失礼します。吹雪です。」
入ってきたのは長身の黒縁メガネをかけている人だった。
「吹雪くん来てくれてありがとう。こちら今日からここの生徒になる二宮夕妃ちゃん。」
と零矢ぱぱがいったので私はぺこりとお辞儀した。
すると先生が、
「あなたが二宮さんですね。私は吹雪 裕也(Yuya Hubuki)です。宜しくお願いします。」
と笑顔で返してくれた。
先生の後ろに零矢と私で並んで一緒に教室に向かった。