ワッキーが横へ来て、肩に腕をまわした。


「天職だね!!!千尋の天職!!!

 俺も、もう少し本気で仕事しよう。

 患者さんも色々だから

 面倒臭くなる時もある。

 でも、もう1つ上の優しさを持って

 生きて行けたら良いね!」



「今もの凄い、良い事言った!!!

            ワッキー偉いぞ!!!」


美月が、ワッキーの頭を撫でた。


「うん、ワッキー偉い!!!」


千尋は、ワッキーの頭を


クシャクシャにしてやった。


アハハ!アハハ!



その後、カラオケを出てファミレスへ。


「良いよねぇ?3人」


「うん!最高の友達だと思うよ!」


千尋は、本当にそう思っている。



美月が、恥ずかしそうに2人を見比べた。


「私も、2人に負けないように頑張る!

       だから、ずっと友達でいてね!」


『当たり前じゃん!!!』