《ゆっくり、休んで》と言って


美月は帰って行った。


何があって、何を言われたのか・・・


何も聞かないし、何も言わなかった。


それが、美月の優しさだった。



1人になって、この2年間を振り返った。



最初は、髭にやられたよね・・・一撃だった。



そして、あの笑顔・・・天使の笑顔



優しい声と口調・・・ギャップがあり過ぎ



それに、優しかった・・・レディファースト?



SEX・・・登り詰めたよねぇ!ハハ



お金がなくて・・・


車の中でした事も


1個のパンとコーヒーを分けて


1日過ごした事もあったね



妊娠・・・これは誰にも言ってない!


奥さんと愛人の子供が、同級生なんて


笑い話にもならないから



楽しかったよ!


幸福だった!


一生懸命、生きてたっ!