店に着いた時には、自分の気持ちを
コントロール出来なくなっていた。
殴るつもりじゃなかった。
千尋が《違うよ！・・・愛してるよ！》
って言ってくれると思ってたから
でも《本当だから》って・・・
本当は、抱きしめてあげたかったのに・・・
頭撫でてあげたかったのに・・・
キスしてあげたかったのに・・・
ごめんよー！
千尋、本当にごめん！
誤って済む事じゃないよな？
女の子殴って・・・初めてだよ！
まぁ、こんなに愛した女はいないから
この先も、現れないだろうけど・・・
千尋？
最後の言葉は染みたよぉ！
こんな俺でも、まだ心配してくれて・・・
千尋？
2年も、こんな俺といてくれて
愛してくれて・・・ありがとう！
俺は・・・今でも・・・愛してるよ・・・
